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脳震盪 ・・・・(すもう大会(ⅱ))
いい経験になったかな?
出場のさせ方に問題のある気が自分でもしておりますが(;—_—)
今しか経験出来ない事で、チャンスがあるなら経験しておいた方がいい。
この大会は最初で最後だからね。
大人になっても出来る事は 今はやらなくていいと思ってる。
カッコイイ気がするとかその場のノリで流されないでほしい。
勝負事がこれからも沢山あって、負けても勝っても、乗り越えていいかなければならない。
勝負所の見極めはたしかに難しい、でも考える事、努力を止めなければ必ず見えてくる。
児童のスポーツ教育では、その努力に楽しさを見出させるようにしてほしいと考えてます。
__危険性___________________
勝つ事だけを目指すのは指導者としては、間違ってません。
でも、児童の場合は別です。
(※この場合の児童は中学生以下を対象にして話してます。)
楽しさがあって、継続に繋がります。
負けてばかりじゃ確かに酷ですが、勝つ事が善で負ける事が悪みたいな雰囲気が稀にあります。
なんでこな事を書くかと言うと、今回の大会で、競技中に脳震盪を起こした子がいました。
強く後頭部か側頭部付近を強打しているのを見ました。
実は、この大会にはうちのチビのような子も多くいますが、定期的に相撲の練習をして、いろいろな大会に出場している選手団がいます。
どうも、頭を強打したのは、その団体の子のようなのですが・・・・
その子の負けです。
起き上がれません。
(というより、起き上がる必要もなければ、起き上がるべきではありません)
審判員も心配そうでしたが、お父さんなのか?指導者なのかわかりませんでしが、
『早く立て!悔しいだけだろ!』
悔しいかどうか聞かんでもわかることを何故子供に聞く?
その後、返事したから大丈夫そうに見えたのか、
『最後の礼だけちゃんとやろう!』みたいな雰囲気になってましたが、
礼に始まり礼に終わる。礼をきちっと教える事は大切ですが、
そこまでして子供に徹底させる必要はあるのか?
フラフラしているようで、自分一人で歩けない様子がありました。
子供の事ですから、本当に歩けないのかどうなのか、その場の雰囲気もありますからわかりませんよ。
でも、そうなのかどうなのかの判断をその場でする必要がありますかね?
負傷しても立ち上がる姿が感動をよぶ。
それもわかります。
わかりますが、児童のスポーツ競技では不要な感動です。
__意志____________________
記憶の新しいところでは、昨年、フィギュアスケートの練習中に起きてしまった衝突事故。
羽生君が負傷した事故です。
確かに、その後の滑りは素晴らしかったと思います。
ただ、その素晴らしい滑りが、最後の勇姿になる危険性があるとしたら必要でしたかね。
僕の記憶では、コーチは『本人の意思を尊重した』ような表現だったと思います。
本人の意思・・・・
当たり前ですよね。
大会が大きくなればなるほど、選手は出場したがります。
僕が大好きな高校野球にも似た例があります。
『最後の夏...肘がぶっ壊れても投げ続けたい...。』
こちらは、選手生命に関わる問題ですが、子供達の心理状態としては、似たようなものではないでしょうか。
あの流血事故は衝撃的でしたからね。
大会関係者や連盟がなんと言っていたのかはわかりませんが、2位という結果に『よくやった!』的な雰囲気だったと思います。
でも、問題なのは流血ではなく、頭部強打による脳震盪の危険性です。
羽生君の場合、セカンド・インパクト・シンドローム等の危険性をあの場で誰も言わなかったのでしょうか?
いや、言ったんだとは思うのです...
選手本人の気持ちはもちろん、周囲の期待、出場する大会が大きくなればなるほど
「君、無理だから」
『ハイ!わかりました!』
とは簡単にはいかなくなります。
決断し、選手に告げる人のプレッシャーもあります。
羽生君は当時19歳だったのかな?
ある程度の判断は出来る年齢かと思いますが、それは、日常的な通常の状態での話しでしょう。
このような場合、どの競技でも選手や関係者の心理は同じで、出場を止める判断に悩むと思います。
特に、本人は『イケマス!』そう言う事が多いでしょう。
だからこそ、周りの人間が止めるべきだと考えますし、専門的な知識・医療従事者が待機し、本人への説明と説得が必要だと思います。
嫌な役回りと感じるかも知れませんが...。
__決断____________________
話しを戻しますと、今回、僕が目撃した件ですが、児童の場合、身体が大きい子でも未成熟の箇所は多いでしょうし、首の筋肉まで鍛える事は、ほとんどないはずです。
また、その場に医療従事者がいたかどうなのか確認出来ませんでしたが、
見ている限りいなかったように思えてしまう状況が気になりました。
※誤解のないように、今回の件では、その児童に競技を続けさせていません。
関係者等が児童を運び、会場の日陰で大人が付き添い休ませていました。
大事に至らず、元気であることを祈っています。
今回、どうしても気になり、書き出した切っ掛けは、その場で瞬間的に判断していなかったことです。
「出来なかった」とも言えると思います。
たしか、こども相撲の場合、首より上部への張り手も禁止されていたと記憶してます(そうだった気がします...)。
児童スポーツで頭部強打した場合は、その後の競技参加は禁止。
以降の練習参加にも一定の条件を設けるべきだと思います。
現在では、ラグビー界や柔道界等コンタクト系のスポーツでは、そのような取り決めがあったはずです。
選手は、大会までに(なかには泣きながら)練習を繰り返しています。
それなりの大きな大会に勝ち進む子供達は更に厳しい練習を繰り返してきたことでしょう。
諦めさせる事は楽ではありません。
繰り返しになりますが、専門的な知識・医療従事者が待機し、本人への説明と説得が必要です。
もちろん言うのは簡単です。
告げる人にとっても酷かもしれません。
だからこそ、この件に関してはルール化が必要だと思います。
出場したいと泣いている子供が目の前にいれば親もツライですよ...
でもね、泣こうが喚こうが、ダメなものはダメなんだと大人が言うべきですよ。
骨折はいつかつながります。
でも、頭部強打のような事故の場合は、もう少し慎重になる必要があります。
どの競技の指導者にもその知識が求められますし、迷わずに決断する覚悟も必要です。
僕の場合、児童スポーツを中学生以下の子供達として定義していると書きましたが、
特に小学生以下の子供達のスポーツ教育に厳しさはいらないと考えてます。
ただ、子供の場合、フザケすぎて危険や、生命に関わる危険については厳しくあるべきと考えてます。
また、高校野球を例にして選手生命について触れましたが、
これはこれで、頭部強打のような生命に関わる危険性のある問題とは別の問題があり、
「君ダメよ」とは、一概には言えないとこがありまして....
まっ、長くなりすぎるので(笑)また別の機会に。
スポーツに限る事ではありませんが、僕は、これからも出来る限り子供達に関わる事であれば協力をしていきたいと考えてます。
スポーツを勝負事として参加すれば、笑う子、泣く子、フテクサレル子?にわかれますが、どの子にも楽しいものだという思い出を残してもらいたいですね。
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