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古民家に暮らす覚悟・・・
地震リスクが気なになる首都圏ですが、古民家での暮らしや、改装してカフェをオープンしたいなど、希望する人が増えてきました。
テレビドラマの影響も多少はあるのかな?そんな気はしてます。
■でもね、実際に住んでみるとわかりますが、日常(仕事など)に疲れ、家ではゆっくりしたいと思う人にはあまり向かないと思います。
「どこが壊れた」「調子が悪い」ずっと誰も住んでいなければ、キタナイのは当たり前です。
補修やキレイにする事(継続的に)を楽しめる余裕みたいなものがなければツライだけだと思います。
数年前から、千葉県の南房総にある築100年以上(正確な年数を誰も知らないのです...)の古民家によく行くのですが、
「キャー虫!!!」
なんて言ってらんない ですよ(笑)。虫からすればオマエラが後から来たんだろ!そなとこでしょうか...
■古民家暮らしと似たような話として、「農業」があります。
都会から引越して田舎暮らしをされている方をみていて思うのが、「覚悟」があります。
「覚悟」と言うと大袈裟なように聞こえますが、 古い家で暮らす冬はキツイですよ~。エアコンなんかじゃどうにもなりません。
そう言えば、あれは何故かわかりませんが、古民家を好む方の多くはエアコン嫌いの方が多い気がします。
農業も同じでして、リタイアされて、寒いところは厳しいだろうから、暖かい場所へと、数年前から沖縄等へ移住する方が増えている話を聞いたことがあると思います。
帰ってくる方がいま増えてます...
若い頃から農業に慣れている方はリタイアされてからも難なく暮らしていけるでしょうが、都会のマンション暮らしに慣れてしまったら憧れだけでは厳しいようです。
庭先でトマト作ってるのと違いますからね。
■もうひとつの問題。
この問題は今後は、都会だけだなく地方でも増えてくると思っています。
「孤独死」
ちょと大袈裟でした...
私の祖父母がそうでしたが、住み慣れた街を離れたくない理由の一つに地域の人との関わりがあります。
地域コミュニティというと些かメンドクサク聞こえますが、近所付き合いですね。
もちろん、皆、価値観は異なりますが、先ほどの田舎暮らしを断念した方の中には、人との関わりを理由にする方もいらっしゃいました。
■要するに何が言いたいのか...ですよね?
「〇〇は安いから、今の家売って、古くていいから買おうかと思う」
私がこの職業だからでしょうか、この話は良く聞きます。
様々な制限等あるかと思いますが、
慣れるためにも若いうちから!
もしものリスク回避を考えればこその!
【賃貸】ですよ!
今日は、借地に借家、いろいろありますが、長い老後のゆとりの資金計画に、なにかひとつ足りていない。そう思っていたので......。
☆下記のリンク先は古民家暮らしを考える方にはオモシロイです!是非、ご覧んください。「住みやすい街選び(中川 寛子)AllAbout」より
①古民家暮らしができる街はどこ? その1
②古民家暮らしができる街はどこ? その2